面白い接写の世界

雑木林や公園、植物園などで自然が作る造形をマクロレンズで撮影してます

オニドコロ

つる植物のオニドコロ(鬼野老)は雌雄異株で7月〜8月に花を咲かせます。雄花も雌花も淡緑色で花被片が6個で平開します。雄花序は直立し多数の小さな花をつけ、雌花序は垂れ下がり、花の下に子房がつきます。果実はさく果で、秋に熟すと裂開して種子をだ…

ムシトリナデシコの果実

ムシトリナデシコ(虫取撫子)の果実は7月頃から熟し、先端が6裂し種子を出します。細長い果実は真上から見ると星形で、1mmにも満たない種子が多数入っています。円盤状の形の種子には放射状の隆起した緻密な模様があり驚きです。 果実は熟すと先端が6裂…

ウバユリの花

7月下旬から仙台市青葉山公園内のウバユリ(姥百合)が満開になりました。ウバユリは、ヤマユリやタカサゴユリのように華やかさはありませんが、淡緑色の花は爽やかで、真夏の林床に群生して咲く花は涼しげです。3月の芽生えから花の時期まで観察して見ま…

ヤマユリの花

草いきれの夏の雑木林は、華やかなヤマユリ(山百合)の大輪の花が良く目立ちます。ヤマユリは7〜8月に日当たりの良い林の縁や草地などに芳香のある花を咲かせます。開花前の緑色の蕾や開花後の花粉を出した後の花にも趣があります。 開いたばかりの花。葯…

キキョウ

キキョウ(桔梗)は7〜9月に日当たりの良い草地に生える多年草です。暑い夏の時期、青紫色の花は爽やかで涼しさを感じさせてくれます。蕾はゆっくり膨らみながら開花します。秋の七草の一つです。 花冠が開き始めた頃は先に雄しべが花粉を出す(上)。雄し…

フサフジウツギ

フサフジウツギ(房藤空木)は中国原産の落葉低木で7〜8月に多数の淡紫色の花を咲かせます。空き地などに野生化して生え、芳香のある花に虫たちが多く集まります。紫色の花冠の先端は4裂して折りたたまれていて、四方に開いて咲きます。 花冠は筒状で先が…

コバギボウシ

コバギボウシ(小葉擬宝珠)は7〜8月に淡紫色の花を咲かせます。まっすぐ伸びた花茎に多数の花芽をつけ、筒状の花冠は先端が5裂して下向きに開花します。花はオオバギボウシとよく似ているが、花冠の内側に紫色のスジがあるのが特徴です。 淡紫色の花冠に…

ネムノキ

ネムノキ(合歓木)は7月に枝先に頭状花序をだし淡紅色の花を咲かせます。花は午後から夕方にかけて開き、多数の雄しべがブラシの毛のように広がります。雄しべの先端には黄色の葯がついていて、日が当たると金粉のように輝いて美しい。 枝先に10〜20個…

アカメガシワ

アカメガシワ(赤芽柏)は雌雄異株の落葉高木です。花期は7月で枝先に円錐花序ををだし淡黄色の花を多数咲かせます。花には花弁がないためあまり目立ちません。葉は互生し卵形で先が尖り、葉柄は長く赤みを帯びます。5月初旬に芽吹く新芽は赤みを帯び美し…

リョウブ

リョウブ(令法)は7〜8月に枝先に総状花序をだし小さな花を多数咲かせます。雌雄同株で雑木林などに普通に生える落葉小高木です。秋の紅葉は美しく、晩秋から冬の時期に垂れ下がる果実には趣があり、果実と種子も面白い形をしています。 花弁は5個、雄し…

クモの網と水滴

梅雨の時期、生垣のツツジの葉の上に作られたクモの網に水滴がつき、雨上がりのあと観察すると、水滴がキラキラと輝いて見えたりします。網の下から覗くと水滴は今にも落ちそうに丸く垂れ下がり、様々な形に変化します。 水滴がクモの網に引っ張られているよ…

オオバギボウシ

オオバギボウシ(大葉擬宝珠)は7〜8月に、長い花茎をのばし多数の白色または淡紫色の花を咲かせます。4月頃の若芽はウルイと呼ばれ食用になり、葉は根生して生長します。6月中旬頃から花茎が伸びはじめ擬宝珠(ぎぼし)のような形の苞がつぼみを包み、…

ソシンロウバイ

ソシンロウバイは中国原産の落葉低木です。ロウバイの園芸品種で、公園などによく植えられています。花期は1〜2月で黄色の花を下向きに咲かせます。果実は春から夏に生長し、秋から冬にかけて乾燥し表面がひび割れて模様がつき、中に5〜12個のそう果が…

クガイソウ

クガイソウは6〜7月にかけて総状花序をつけ淡紫色の花を多数咲かせます。花冠は筒状で先が4裂し雄しべと雌しべが出てきます。よく見ると雄しべと雌しべは花冠より長く突き出て賑やかです。梅雨頃、長く伸びた茎に多数つく淡紫色の花は爽やかです。 淡紫色…

ニガイチゴ

初夏の雑木林には、ヤマザクラやヤマグワ 、ウグイスカグラなど春に花を咲かせた木々の多くが実をつけています。モミジイチゴの果実はあまり見かけなくなりましたが、かわりにニガイチゴ(苦苺)の果実が赤く熟しています。ニガイチゴは花も果実も上向きにつ…

ナツハゼ

ナツハゼ(夏櫨)はツツジ科の落葉低木で5〜6月に釣鐘状の花を下向きに咲かせます。両性花で花冠は赤みを帯びた淡黄緑色で変化があります。花期後2〜3週間で結実し、若い果実にはサクラの花弁のような萼片の跡が残ります。果実は夏から秋にかけて黒く熟…

イワガラミ

イワガラミ(岩絡み)はアジサイ科のつる性木本で、6月頃から枝先に散房花序をだしクリーム色の両性花を咲かせます。ツルアジサイとよく似ていますが、イワガラミの装飾花は1個で、ツルアジサイは3〜4個の装飾花がつきます。 白色の装飾花は萼片が1個で…

ウリノキ

ウリノキ(瓜の木)は6月頃、葉腋から集散花序をだし白色の花弁の花を咲かせます。開花前の花弁は細長い筒状ですが、開花すると6〜8個の花弁は外側にクルクルと巻きあがり、雄しべ、雌しべが見えてきます。ウリノキ 科の落葉低木で、葉は瓜の葉に似ていて…

果実の結実

4〜5月頃に花を咲かせた木々の果実が結実してます。生まれたばかりの果実には雌しべの名残がついていたり、枝には枯れた雄しべなどが残っていたりしています。果実は夏から秋の時期に成熟して、様々な色と形に変化します。 オニグルミの生まれたばかりの果…

モミジイチゴ

初夏の雑木林では、モミジイチゴやウグイスカグラなどが果実をつけています。モミジイチゴ(紅葉苺)は小さな果実が多数集まった集合果で、葉に隠れるように黄色の果実をつけます。果実は甘くそのまま食べられます。花期は4月で、白色の5弁の花を下向きに…

カラスノエンドウ

つる植物のカラスノエンドウが5月下旬頃から、果実が黒く熟して種子を弾き飛ばしています。黒く熟した果実を覗き込むと、いろんな方向から小さな種子が飛んできて身体に当たります。花期は4〜5月で紅紫色の小さな蝶形の花を咲かせる。 果実は熟すとサヤが…

ハクウンボク

ハクウンボク(白雲木)は5月〜6月にかけて、総状花序に20〜30個の小さな花を下向きに咲かせます。エゴノキの仲間で花はエゴノキとよく似ています。下から覗くと花冠が透けて見え、大きな若葉の葉脈も透けて見え、花と若葉の両方がさわやかです。 白色…

ホオノキ

ホオノキは5〜6月に白色の大きな花被片が開き、多数の雄しべと雌しべがらせん状についた花を咲かせます。同じ仲間のモクレンやコブシの花とよく似ています。花被片が開いた時には、ほとんどの雄しべは散ってしまいます。花には芳香があり、花被片は2〜3…

セリバオウレンの果実

セリバオウレン(芹葉黄蓮)は3月下旬に花を咲かせ、4月中旬に果実をつけ、5月中旬に熟した果実は種子を散布します。早春に咲く花は小さく地味なので目立ちませんが、5月頃につく果実は輪状に広がり、一見花のようにも見えます。 熟した果実。9〜10個…

ヤブデマリ

5月中旬頃から日当たりの良い林縁では、ヤブデマリ(藪手毬)の白い花が大きく広げた若葉の上に咲き、まるで雪が積もったように見えます。花弁のように見えるのは装飾花で、花序の中心には小さな両性花が多数つきます。ヤブデマリは枝が水平にのび、花序に…

チゴユリ

チゴユリ(稚児百合)は5月頃から雑木林の林床で、小さな白色の花を下向きに咲かせます。名前のとおり小さな可愛い花で、見つけると思わずしゃがみ込んでカメラを向けたくなります。秋には黄葉し、黒色の小さな果実をつけます。 花被片は6個に開き、雄しべ…

マムシグサ

マムシグサ(蝮草)はサトイモ科の多年草です。5月中旬頃、林床にひっそりと咲いています。黄緑色の苞に白色の縦縞があり、逆光で透けて見えて爽やかで、名前のマムシグサのイメージとは違います。茎の模様がマムシに似ていることが名前の由来のようです。…

オトコヨウゾメ

オトコヨウゾメは5月頃から散房花序に小さな花を7〜10個つけます。ガマズミの仲間ですが、ガマズミと違って散房花序は垂れ下がります。白色の花冠と雄しべや雌しべも目立たなく雑木林の中でひっそりと咲いています。花と違って9月頃からつける赤い果実…

ウワミズザクラ

ウワミズザクラ(上溝桜)は、5月初旬に若葉が開くと同時に開花します。上向きにつけた総状花序に多数の小さい白い花をつけます。ソメイヨシノやヤマザクラと違って、ウワミズザクラの総状花序は、若葉を背景に爽やかさを感じさせてくれます。果実は5〜7m…

木々の芽生え

青葉山公園内のヒマラヤスギの根元では実生が芽生え始めました。近くの地面にはモミやカヤ、コナラ、イタヤカエデなどの実生も芽生えています。木々の芽生えは生命誕生の喜びがあり生き生きしています。 高さが約20mのヒマラヤスギの根元に生えた実生。小…