面白い接写の世界

雑木林や公園などで、植物や自然の営みをマクロレンズで撮影してます

葉身と葉脈

草木の葉には様々な形の葉身と葉脈あります。イチジクやヤツデなどの葉身は、大形の掌状で葉脈がはっきり見え美しい網状脈を作ります。キササゲやアカメガシワも大形の葉身で主脈、側脈、細脈の形がよくわかります。 イチジクの葉は掌状で大きく裂開する。主…

葉脈のパターン

草木の葉を逆光で透かしてみると葉脈が見えます。葉脈には様々な模様があり、大きく分けて網状脈と平行脈があります。網目模様の網状脈は一見、毛細血管や住宅地図のようにも見え、イネ科のササの平行脈は走査線のようにも見えます。 ノブドウの網状脈。主脈…

ボタンヅル

ボタンヅルはキンポウゲ科の落葉つる性半低木です。花期は7〜8月で、白色の花弁のような萼をつけ多数の雄しべがありよく目立ちますます。8月下旬には透明感のある若い果実をつけます。花の色や形がよく似ているセンニンソウは8〜9月に花を咲かせ、葉が…

カラムシとヤブマオ

カラムシとヤブマオはイラクサ科の多年草で、花や葉の形がよく似ています。花期は8〜9月で、小さな花を多数つけます。カラムシは高さが1〜2mにもなりますが、ヤブマオは高さが1mまでしか伸びません。 カラムシ。雌花序は垂れ下がり、多数の雌花が穂状に…

ノブキ

ノブキ(野蕗)はキク科の多年草です。林内に生え8〜9月に花を咲かせます。頭花は外側に雌花と内側に両性花があり、果実は雌花のみできます。果実はそう果で腺毛があり、動物などにひっつきます。 外側に雌花と内側に両性花があり、雌花のみ実をつける。 …

ノブドウとヘクソカズラ

ノブドウとヘクソカズラは7〜8月に花を咲かせ、秋に果実をつけます。どちらも林の縁の草や木々などに巻きついて生育するつる植物です。 ノブドウはブドウ科のつる性木本。集散花序に多数の小花をつける。花弁は5個、雄しべは5個、花柱は1個。 秋につけ…

ヤマノイモ

ヤマノイモはヤマノイモ科のつる性多年草で、7〜8月に花を咲かせます。雌雄異株で雌花序は垂れ下がり、雄花序は直立し小さな花を多数つけます。雌花の子房には翼があり、オニドコロと違って下向きにつきます。果実はさく果で、3個の翼があり下向きにつき…

アカソ

アカソ(赤麻)はイラクサ科の多年草で茎や葉柄が赤いのが特徴です。雌雄同株で7〜9月に茎の上部に雌花序、下部に雄花序つけます。花は小さく地味で目立ちませんが、葉は先が3裂し真ん中の裂片が尾状に伸びてよく目立ちます。 上部につく雌花序には、淡紅…

ツユクサ

ツユクサ(露草)はツユクサ科の一年草です。花は一日花で、朝に咲いて午後には閉じてしまう。花期は6〜9月で、道端や草地などで普通に見られます。暑い夏の時期、青色の花は、気持ち涼しさをもたらしてくれます。 花弁は3個で、青色の2個がよく目立ち、…

ゼンテイカの果実

ゼンテイカ(禅庭花)はツルボラン科の多年草で、6〜7月に花を咲かせ、7〜8月に果実をつけます。果実はさく果で、熟すと上部が裂開して種子が出てきます。ユリ科の仲間のように見えますが、種子には翼がなくヤブランの種子とよく似ている。 果実は3室に…

トウネズミモチ

トウネズミモチ(唐鼠黐)はモクセイ科の常緑小高木です。6月〜7月にかけて新枝の先に円錐花序をだし小さな白色の花を多数つけます。中国原産で公園などに良く植えられます。花や葉、果実がよく似ているネズミモチは、関東以西に自生し、庭木として良く植…

ジャノヒゲ

ジャノヒゲは日陰の林床などに生える常緑多年草です。7〜8月に花茎に花序をだし下向きの小さな花をつけます。花序は垂れ下がり、花は下から覗かないと良く見えません。秋から冬につけるコバルトブルーの種子は美しく、良く目立ちます。 淡紫色の花被片が下…

ノリウツギ

ノリウツギ(糊空木)は山野に生えるユキノシタ科の落葉低木です。花期は7〜8月で円錐花序に多数の小花をつけ、白色の装飾花がアクセントになり、清楚な花です。 花弁が5個、雄しべが10個、花柱が2〜3個つき、それぞれの花序に1個の装飾花がつく。 …

トリアシショウマ

梅雨の時期、雑木林の縁などに白色の小花をつけたトリアシショウマ(鳥足升麻)が良く目立ちます。少し早く咲くヤマブキショウマ(山吹升麻)と良く似ていますが、花序や3出複葉の小葉の形などに違いがあり区別がつきます。 円錐状の花序には多数の小花がつ…

アジサイとガクアジサイ

梅雨の時期に咲く木々の花はムラサキシキブやマタタビなどがありますが、雨に濡れてしっとりと咲くアジサイとガクアジサイはより美しく見えます。 花は装飾花の下に隠れている。この両性花には花弁が6個、雄しべが12個、花柱が3個ついている。 七変化と…

草木につく水滴

梅雨の時期、部屋の中はジメジメして嫌な時期ですが、雨がやんだ合間や霧雨程度なら、雨具と長靴を履いて外に出て見ると、新しい発見があります。草花のいつもと違った様子や、葉や花弁などに、様々に変化する水滴は、見ていてもワクワクします。 ウツボグサ…

ギシギシ

ギシギシは道端や草地などに生えるタデ科の多年草です。普段、雑草として見過ごしてしまいますが、良く見ると小さく可愛い花と果実をつけます。 若い果実。果実は痩果で熟すと褐色になる。 花被片が緑色で、淡桃色の果実が付いている。 草丈は60〜100cm…

ヤマグワ

初夏の頃、雑木林の縁や公園などにヤマグワの果実が実っています。よく見ると地面には熟した果実が落ちた跡で黒くなっています。黒く熟した果実は、甘くて食べられます。雌雄異株で花期は4〜5月です。 果実は集合果で花柱が残る。 初夏の日差しをあびて若…

シラキ

シラキ(白木)はトウダイグサ科の落葉小高木で、初夏の頃、雌花と雄花を咲かせます。雌雄同株で総状花序に多数の雄花をつけ、基部に雌花をつけます。仲間のナンキンハゼと同じような花序をだし花は良く似ています。果実はさく果で、秋に熟すと裂開し扁球形…

セイヨウタンポポの果実

セイヨウタンポポは5〜6月にフワフワの綿毛をつけ、風が吹くと冠毛をつけた種子が飛ばされます。穏やかに晴れた日には、残った果実が花托から離れて飛ばされていく様子を見るのも面白いです。 冠毛のついた果実は、風が吹くと一気に飛ばされる。飛行はパラ…

スイカズラ

スイカズラは山野に生える半常緑のつる性木本です。初夏の頃に咲く白い花は、芳香があり清楚で爽やかです。果実は球形の核果で、秋に熟すと黒くなり、2個並んでつける。 花冠は筒状で上唇と下唇に分かれ、葉腋に2個の花をつける。雄しべが5個、雌しべが1…

キハダ

キハダ(黄膚)はミカン科の落葉高木で、5〜6月に円錐花序をつけ花を咲かせます。雌雄異株で雄花と雌花は小さく目立ちません。果実は核果で、秋に黒く熟しヤマブドウのような実をつけます。 雌花序。雌花は花弁が5個、淡茶色の柱頭が大きい。 雄花序。雄…

コマユミ

コマユミ(小真弓)は山野の林縁に生える落葉低木です。ニシキギ科の仲間でニシキギと良く似た花と果実をつけますが、ニシキギと違い枝に翼がありません。紅葉と秋につける紅赤色の仮種子は美しい。 集散花序をだし小さな花を数個つける。淡緑色の花弁と雄し…

マユミ

マユミは山野に生える落葉小高木です。3月中旬には芽吹き始め、5月頃、葉腋から花序をだし淡緑色の花をつけます。果実はさく果で、秋に熟すと裂開して、紅赤色の仮種子が顔をだします。ニシキギ科の仲間と同じで紅葉と果実が美しい。 集散花序をだし、淡緑…

ニシキギ

ニシキギ(錦木)は山野に自生する落葉低木です。花期は5月で淡緑色の花を数個つけます。花は小さく目立ちませんが、紅葉や果実が美しいので庭木や公園などによく植えられます。 両性花で花弁と雄しべは4個、雌しべは1個つく。葉は対生し、縁には細かな鋸…

ツリバナ

ツリバナ(吊り花)は林縁などに生える落葉低木です。5月中旬、若葉を広げた後に、葉腋から集散花序を下垂させ、淡緑色の小さな花をつけます。果実はさく果で、秋に熟すと赤橙色の仮種子が顔をのぞかせます。小さな花は目立ちませんが、紅葉と赤橙色の仮種…

ミズナラ

ミズナラは山地に生える落葉高木です。雌雄同株で5〜6月に芽吹きと同時に雄花序、雌花序をつけます。コナラの葉とよく似ていますが、ミズナラの葉には葉柄がほとんどないので区別がつきます。標高の高いブナ帯にも生える高木です。 雄花序は新枝の下部から…

ヒメコウゾ

ヒメコウゾ(姫楮)は雑木林などの林縁に生える落葉低木です。雌雄同株で5月上旬に芽吹きと同時に雄花序、雌花序をつけます。果実は7月に赤く熟し食べられますが、クワの実のような甘みはありません。 雄花序は新枝の基部の葉腋につき、雌花序は新枝の上の…

ウリハダカエデ

ウリハダカエデは人里の雑木林や山地などに生える落葉高木です。4月下旬頃から総状花序をつけ、雄花序は垂れ下がり、雌花序は上向きにつきす。開花後、若葉と同時に雌花序には小さな果実がつきます。 若葉の頃、若い果実は上向きにつく。 雄花序は垂れ下が…

クヌギ

クヌギは仲間のコナラと同様に雑木林を代表する樹木です。雌雄同株で4〜5月に花を咲かせます。穂状に垂れ下がる雄花序は良く目立ちますが、葉腋につく雌花は小さくて目立ちません。夏の時期、コナラと同様に樹液には多くの昆虫が集まります。 雄花序は新枝…