面白い接写の世界

雑木林や公園、植物園などで自然が作る造形をマクロレンズで撮影してます

バイカモ(梅花藻)

バイカモは(梅花藻)キンポウゲ科の多年草の水草です。清流にしか生育できない水中花で、6月から9月にかけて白色の5弁の花を咲かせます。水中を這うように伸びた茎と濃緑色の葉が水中で流れに沿うように揺れる様子が、花の浮き沈みとあいまって趣があり…

タイサンボク

タイサンボク(泰山木)は北アメリカ原産の常緑高木です。公園樹として良く植栽され、6月から7月にかけて芳香のある大輪の花を咲かせます。同じモクレン科のコブシやホオノキと花の形が良く似ています。モクレン科の花は、円錐形の花托に雌しべ、雄しべ、…

ムラサキシキブ

6月下旬から7月にかけて、雑木林の林縁から少し刺激のある芳香が漂ってきます。小さな淡紅紫色の花を咲かせているムラサキシキブ(紫式部)の香りです。花は葉腋から集散花序を出し多数の小花を上向きにつけます。秋には赤紫色の小さな球形の果実を多数つ…

クマノミズキ

クマノミズキ(熊野水木)は、本州から九州に生える落葉高木です。同じミズキ科のミズキ(水木)と花や果実、葉の形が良く似ていますが、花期はミズキより約一月遅れて6月から7月にかけて咲きます。花は小さなクリーム色で枝先に葉より高く多数つけ、高木…

クリ(栗)

梅雨の時期の花と言えばアジサイがすぐ思い浮かびますが、クリ(栗)の花も雨に濡れてしっとり咲き趣があります、クリは雌雄同株で、尾状花序に多数つくのは雄花で良く目立ちます。雌花は花序の基部に1個つけ、良く見ないと雌花は見つかりません。クリは山…

初夏の実り

初夏の雑木林を散策すると、ヤマグワ、モミジイチゴ、ウグイスカグラ、ニワトコなど様々な果実を見ることができます。ヤマグワは林縁に生える落葉中高木で、赤い果実もよく目立ち、黒く熟した果実は甘く食べられます。落葉低木のモミジイチゴの果実は、大き…

マタタビ

初夏の雑木林に入ると、スイカズラやアワブキ、クリなどの芳香が漂ってきます。落葉つる性植物のマタタビ(木天蓼)も強い芳香を放ちます。マタタビは雑木林の林縁に生え、葉腋から1〜3個の白い5弁の花を下向きにつけます。雌雄異株で雄花だけの株と雌花…

エゴノキ

エゴノキは、初夏の雑木林の林縁に小さい白い花を多数つけて咲きます。下から見上げると、木漏れ日が白色の花冠を透かして美しく見せます。同じ初夏に咲くヤマブキの花が上向きに咲くのに対して、エゴノキの花は下向きに咲く可憐な花です。 白色の花冠は5裂…

ヤマボウシ

ヤマボウシ(山法師)は、本州から九州の山地に自生する落葉高木です。公園や街路にも良く植栽されていて5月中旬頃から枝先に頭状花序をつけます。白い花弁のように見えるのは総苞片で4枚あり清楚で美しい。ヤマボウシは初夏を代表する樹木で、暑い日差し…

ユキノシタ

ユキノシタ(雪の下)は、湿った岩や崖などに生える多年草です。仙台城跡の石垣などに群生して咲いています。花弁は5個ですが、上の3個は小さく赤色の斑紋がありよく目立ちます。下の2個は大きく白色です。アンバランスな面白い構成です。また葉脈にそっ…

ユリノキ

仙台市内では街路樹として植栽されているユリノキ(百合の木)が満開に咲いています。ユリノキは北アメリカ原産の落葉高木で、5月中旬頃から6月にかけてチューリップのような花を咲かせます。花は高木で上向きに咲くため下から見上げる他はありませんが、…

ハマナス

ハマナス(浜茄子)は北海道や東北の海岸の砂地などに自生する落葉低木です。花は5月頃から枝先に1輪から3輪ほどつけます。紅色の花弁と白い花糸と黄色い葯が緑色の葉とのコントラストが良く華やかです。 ハマナスの雄しべは円状に多数つく。多数の雄しべ…

キリの花

キリ(桐)は5月中旬に枝先に円錐花序をつけ多数の花をつけます。花は両性花で花冠は淡紫色で先端は5裂します。原産地は中国で、日本では公園や庭などに植栽されています。キリの花は500円硬貨にも描かれている身近な樹木です。 キリの両性花。雄しべは…

オニグルミ

オニグルミ(鬼胡桃)は雌雄同株で4月中旬から雄花序をつけ、5月上旬に雌花序をつけます。葉は羽状複葉で花の開花と同時に展開します。雄花序は前年枝の腋芽から垂れ下がり、多数の雄花が下向きにつきます。新枝の頂芽につく雌花序には多数の白い毛や腺毛…

トチノキ

仙台城三の丸跡のトチノキ(栃の木)が円錐花序を直立させ多数の花をつけています。トチノキは4月頃に芽吹きと同時に花序もつきます。5月頃から円錐花序の蕾が開き始めます。花は多数の雄花と両性花を咲かせ華やかです。 トチノキの両性花。雄しべは7個あ…

アカマツとクロマツ

アカマツは日本の山野に自生し、クロマツは日本の海岸線沿いを中心に自生しています。公園や庭にも良く植栽される常緑高木で、松ぼっくりでも馴染みが深い樹木です。アカマツとクロマツは雌雄同株で4月下旬から5月にかけて雄花と雌花が一つの株につきます…

タブノキ

タブノキ(椨の木)は日本の沖縄から本州に自生し4月下旬から5月にかけて両性花をつけます。大きく膨らんだ冬芽が開くと円錐花序や新しい葉が一斉に伸び出します。近くで見ると雌しべや雄しべなど花の構造が良くわかります。公園などにも良く植栽される常…

ネコノメソウ

ネコノメソウ(猫の目草)は、山野の湿地に4月中旬頃小さな黄色い花を咲かせ、4月下旬には果実をつけます。果実はさく果で熟すと上部が裂け種子が出ます。裂開した果実が猫の目のように見えることが名前の由来のようです。ネコノメソウの仲間のヤマネコメ…

ハウチワカエデ

5月になり仙台市街のケヤキ並木の新緑が見頃になりました。今年は4月に気温が高い日が続いたこともあり例年より早く新緑を迎えています。ハナミズキやナナカマドなども若葉を広げて花を咲かせています。ハウチワカエデは落葉高木で山地に自生します。公園…

モクレンとコブシ

モクレン(木蓮)もコブシ(辛夷)も同じモクレン科の落葉広葉樹です。公園や街路に良く植栽されていて、どちらも4月頃に開花し、一つの花に雌しべと雄しべがある両性花です。モクレンは花弁が開かないため雌しべ、雄しべが見えないのに対して、コブシは花…

木々の芽吹き

4月中旬になり、仙台市内の雑木林や公園などの木々が芽吹き始めました。オニグルミやイロハモミジなどは、新芽と同時に花芽もつけます。トチノキも硬い鱗片が剥がれ新芽が出てきました。ヤマブキやイタヤカエデなどは、芽吹きと同時に花を咲かせます。ソメ…

アスナロ

仙台市内の公園では、ソメイヨシノが満開になり、シダレザクラも咲き始めました。ヤブツバキやジンチョウゲ、レンギョウ、ユキヤナギなども咲き始め、彩り豊かになり春の訪れを感じます。その中でアスナロ(翌檜)は常緑針葉高木で、3〜4月にかけて雄花、…

カツラの花

4月になり仙台市内では、ハクモクレンやコブシ、シダレヤナギなどの花が咲き、春の訪れを感じます。青葉山公園では、紅梅が満開で、ソメイヨシノも咲き始めました。その中でカツラの花は、3月下旬頃から冬芽の鱗片が裂け花芽が膨らみ始めました。カツラは、…

早春の雑木林

雑木林の中で、春一番早く咲く花と言えばマンサクです。キブシも早春に咲き、目立たないようですが、ハシバミやツノハシバミ、ハンノキも早春に咲きます。芽吹き前の木々の枝には、つる状の前年つけたフジやクズなどの実がまだ残っています。林床には、フキ…

種子の旅立ち

植物の種子の散布方法は、球果植物のヒノキやサワラ、アカマツやクロマツなどのように種子に翼があり、風で運ばれる風散布が多い。風散布には、ムクゲやプラタナスなど種子に冠毛がついていて風に運ばれやすいものもあり、子孫繁栄のため様々な工夫が見られ…

ネコヤナギ

春の訪れを告げるネコヤナギ(猫柳)の花穂が銀白色の毛で輝いてます。ネコヤナギは、雌雄異株なので、雄花、雌花は別々の株から開花します。雄花の葯(やく)は紅色で、黄色い花粉を出します。雌花は、雌しべの花柱が淡緑色で、雄花に比べて目立ちません。 …

スギとメタセコイア

スギ花粉の飛散の時期になりました。スギの枝先には、花粉の元になる雄花が多数ついてます。よく見ると前年につけた球果も見えます。メタセコイアは、落葉針葉樹で秋に紅葉し落葉します。常緑樹のスギとは、同じヒノキ科ですが、葉、球果、雄花などに違いが…

ヒノキとサワラの球果

ヒノキとサワラは、樹形、葉、球果とも良く似ています。球果は、赤褐色の球形で秋に熟すと果鱗が開いて種子が出ます。冬の時期、果鱗が開いてる球果を見ると、ヒノキとサワラの球果の違いが良くわかります。 ヒノキの球果。種子を出した果鱗が9個ほどあり、…

針葉樹の葉

スギやモミ、ヒノキなど針葉樹の葉は、近くで見ても違いが良くわかりません。実際に葉を手にとって見ると、葉先の尖や、形、硬さなど、葉の特徴が良くわかります。針形には、クロマツやスギなどがあり、線形にはモミ、カヤなどがあり、鱗形にはヒノキやサワ…

ウバユリの種子

仙台城跡三の丸から本丸への遊歩道沿いの木陰に、ウバユリ(姥百合)の群生が見られます。ウバユリの花は夏に咲き、秋に果実をつけます。果実は熟すと3裂し、多数の種子をつける。種子は、平べったく薄褐色の膜に包まれていて、風が吹くと裂けた果実が揺れ…