面白い接写の世界

雑木林や公園、植物園などで自然が作る造形をマクロレンズで撮影してます

モミの球果

モミ(樅)はマツ科の常緑高木で、四国、九州、本州に分布します。高さが30m以上にもなる高木で、樹形が美しく、クリスマスツリーでも親しまれています。球果は、高木の梢につくため、滅多に近くでは見ることができません。球果は10〜11月頃熟すと、種…

つる植物(秋)

夏の時期、他の植物に巻きついたりして、花を咲かせ生長していたつる植物は、秋になるとツルの生長が衰え、葉が色づいたり枯れたりしながら実をつけています。荒地や草地に生えたヘクソカズラやノブドウ、ヤマノイモなどは、巻きついた草の茎が枯れたりする…

ドングリの種類

秋の時期、雑木林ではコナラやクヌギなど落葉樹のドングリが実り、公園や街路樹ではアラカシやシラカシなど常緑樹のドングリが実っています。ドングリはブナ科の果実の呼び名で、果実は果皮がかたい堅果で、殻斗(かくと)に覆われます。堅果には、丸形や卵…

コウヤマキの球果

常緑針葉樹のコウヤマキ(高野槙)は、雌雄同株で春に花を咲かせ、秋に球果をつけます。球果は10月頃成熟すると、種鱗が開き始め種子が出てきます。1個の種鱗には数個の種子がつき、開いた種鱗から種子が落ちます。球果はマツカサ状で種子が落ちても長く…

ミツバアケビの果実

つる植物のミツバアケビ(三葉通草)の果実は、秋に熟すと裂開して果肉が見えてきます。果肉は乳白色のゼリー状で甘く食べられます。果肉の中には小さな黒い種子が多数あり、種子は光沢があり玉砂利のような形をしています。以前は仙台市内の住宅地の林や荒…

ノハラアザミ

ノハラアザミ(野原薊)の花はタンポポなどと同じ頭状花(とうじょうか)で小さな紫色の花を多数つけます。花期は8月から10月と長く、9月末頃から早く咲いた花は果実をつけます。果実には風に飛ばされやすいように冠毛(綿毛)がついて、熟すと飛び出し…

ヒシの果実

浮葉植物のヒシ(菱)は、夏に花を咲かせ秋に果実をつけます。果実は対角線が約2.5〜3cmの菱形で両端に2本の鋭い棘があり面白い形をしています。水中に沈んでいる果実を採り、果皮の汚れを落とすと果皮は葉柄と同じ黄緑色で、果皮をむくと褐色の硬い殻が…

ガマズミ

9月から10月にかけて日当たりの良い雑木林の林縁では、小さな赤い果実をつけたガマズミが目につきます。ガマズミはスイカズラ科の落葉低木で、5月頃小さな白い花を咲かせ、秋に赤い果実をつけます。同じ仲間のミヤマガマズミもこの時期、小さな赤い果実…

ハシバミとツノハシバミ

ハシバミとツノハシバミはカバノキ科の落葉低木です。どちらも雌雄同株で早春に花を咲かせ秋に果実をつけます。花や葉の形がよく似ていて見分けがつきませんが、秋につける果実で違いが良くわかります。ハシバミの果実は球形で、ツノハシバミの果実は鳥のく…

ワレモコウ

ワレモコウ(吾亦紅)は、山野の草地に生える多年草です。9月頃、細い茎の先端に小さな花穂をつけ約2mmの花を多数咲かせます。茎は分かれて先端に小さな花穂をつけ、風が吹くとゆらゆらと揺れ草地の中でよく目立ちます。花には花弁がなく、開花後は萼が残…

ミズヒキ

ミズヒキ(水引)は、林の縁や藪などに生える多年草です。9月頃、茎の先や葉腋から総状花序をだし、小さな花をまばらに咲かせます。離れて見ると針金のように細い花茎につく小花がトゲのように見えますが、近くで見ると4裂した花被片が紅色と白色に分かれ…

サルスベリ

サルスベリ(百日紅)は、中国原産の落葉小高木で7月から9月にかけて長い期間花を咲かせます。枝先から円錐花序をだし多数の花を咲かせ、紅色や桃色などの花弁は縮れていて華やかで、多数ある雄しべも葯が黄色でよく目立ちます。樹皮にも特徴があり、触る…

つる植物(夏)

つる植物は、自分からは立ち上がらず、他のものに巻きついたり地を這ったりする植物です。草地や荒地などで普通に生え、道端の雑草やフェンスなどに巻きついたりしています。雑草として見過ごしてしまいますが、よく見ると花や葉、果実など面白い形をしてい…

クズ(葛)

夏の時期、草地や空き地などで木々の枝につるを絡ませたり、草や低木を覆い尽くすように繁殖しているクズをよく見かけます。クズはつる植物で自らは立ち上がらず、他の植物に巻きついたりして生育します。以前住んでいた自宅では、隣の空き地からクズが庭木…

水辺の植物

水辺の植物には、アサザやスイレンなどの浮葉植物(葉が水面に浮き、根が土の中にあるもの)、オモダカやヒメガマなどの抽水植物(葉や茎が地上に出て、根が土の中にあるもの)、ホテイアオイなどの浮遊植物(水面に浮いて生育するもの)などがあります。春…

クサギ

クサギ(臭木)は、山野の林縁などに生える落葉小高木です。夏の時期、白色の花冠が5裂した芳香のある花を咲かせます。花筒と萼が紅紫色で白色の花冠とのコントラストが良く美しい。秋には萼が濃紅色になり5裂して藍色の丸い果実をつけます。果実は熟すと…

夏の実り

夏の雑木林は、クサギやネムノキなどの芳香とコナラやクヌギなどの樹液の甘酸っぱい香りが漂っています。木々の葉は強い日差しを遮って、暑さを和らいでくれてます。日当たりの良い林縁には、ウワミズザクラが赤い果実をつけています。コウゾは球形の赤い果…

アオギリ

アオギリ(青桐)は7月頃、枝先に円錐花序をだし多数の雄花、雌花をつける。雌雄同株で雌花、雄花が花序に混在する。雌花と雄花の花被片は、5裂して反り返り、基部の色は黄色からエンジ色に変化する。花は小さいので近づいて見ないと雌花、雄花の形はわか…

バイカモ(梅花藻)

バイカモは(梅花藻)キンポウゲ科の多年草の水草です。清流にしか生育できない水中花で、6月から9月にかけて白色の5弁の花を咲かせます。水中を這うように伸びた茎と濃緑色の葉が水中で流れに沿うように揺れる様子が、花の浮き沈みとあいまって趣があり…

タイサンボク

タイサンボク(泰山木)は北アメリカ原産の常緑高木です。公園樹として良く植栽され、6月から7月にかけて芳香のある大輪の花を咲かせます。同じモクレン科のコブシやホオノキと花の形が良く似ています。モクレン科の花は、円錐形の花托に雌しべ、雄しべ、…

ムラサキシキブ

6月下旬から7月にかけて、雑木林の林縁から少し刺激のある芳香が漂ってきます。小さな淡紅紫色の花を咲かせているムラサキシキブ(紫式部)の香りです。花は葉腋から集散花序を出し多数の小花を上向きにつけます。秋には赤紫色の小さな球形の果実を多数つ…

クマノミズキ

クマノミズキ(熊野水木)は、本州から九州に生える落葉高木です。同じミズキ科のミズキ(水木)と花や果実、葉の形が良く似ていますが、花期はミズキより約一月遅れて6月から7月にかけて咲きます。花は小さなクリーム色で枝先に葉より高く多数つけ、高木…

クリ(栗)

梅雨の時期の花と言えばアジサイがすぐ思い浮かびますが、クリ(栗)の花も雨に濡れてしっとり咲き趣があります、クリは雌雄同株で、尾状花序に多数つくのは雄花で良く目立ちます。雌花は花序の基部に1個つけ、良く見ないと雌花は見つかりません。クリは山…

初夏の実り

初夏の雑木林を散策すると、ヤマグワ、モミジイチゴ、ウグイスカグラ、ニワトコなど様々な果実を見ることができます。ヤマグワは林縁に生える落葉中高木で、赤い果実もよく目立ち、黒く熟した果実は甘く食べられます。落葉低木のモミジイチゴの果実は、大き…

マタタビ

初夏の雑木林に入ると、スイカズラやアワブキ、クリなどの芳香が漂ってきます。落葉つる性植物のマタタビ(木天蓼)も強い芳香を放ちます。マタタビは雑木林の林縁に生え、葉腋から1〜3個の白い5弁の花を下向きにつけます。雌雄異株で雄花だけの株と雌花…

エゴノキ

エゴノキは、初夏の雑木林の林縁に小さい白い花を多数つけて咲きます。下から見上げると、木漏れ日が白色の花冠を透かして美しく見せます。同じ初夏に咲くヤマブキの花が上向きに咲くのに対して、エゴノキの花は下向きに咲く可憐な花です。 白色の花冠は5裂…

ヤマボウシ

ヤマボウシ(山法師)は、本州から九州の山地に自生する落葉高木です。公園や街路にも良く植栽されていて5月中旬頃から枝先に頭状花序をつけます。白い花弁のように見えるのは総苞片で4枚あり清楚で美しい。ヤマボウシは初夏を代表する樹木で、暑い日差し…

ユキノシタ

ユキノシタ(雪の下)は、湿った岩や崖などに生える多年草です。仙台城跡の石垣などに群生して咲いています。花弁は5個ですが、上の3個は小さく赤色の斑紋がありよく目立ちます。下の2個は大きく白色です。アンバランスな面白い構成です。また葉脈にそっ…

ユリノキ

仙台市内では街路樹として植栽されているユリノキ(百合の木)が満開に咲いています。ユリノキは北アメリカ原産の落葉高木で、5月中旬頃から6月にかけてチューリップのような花を咲かせます。花は高木で上向きに咲くため下から見上げる他はありませんが、…

ハマナス

ハマナス(浜茄子)は北海道や東北の海岸の砂地などに自生する落葉低木です。花は5月頃から枝先に1輪から3輪ほどつけます。紅色の花弁と白い花糸と黄色い葯が緑色の葉とのコントラストが良く華やかです。 ハマナスの雄しべは円状に多数つく。多数の雄しべ…