面白い接写の世界

雑木林や公園、植物園などで、小さな自然の営みをマクロレンズで撮影してます

樹木

ナンキンハゼ

ナンキンハゼ(南京櫨)は中国原産の落葉高木で、7〜8月に花を咲かせ、10〜11月に果実が緑色から褐色に熟します。果実はさく果で、熟すと裂開して種子が出てきます。 果実は緑色から褐色になり、熟すと裂開し白色の種子が出てくる。 紅葉と果実が同時…

紅葉と黄葉3

初冬の時期になり、仙台市内の街路樹ではケヤキやイチョウ、ユリノキなどの紅葉が見頃です。公園や雑木林ではドウダンツツジやアジサイ、ミヤマガマズミ 、ヤマツツジなどが紅葉していて、様々な色合いが楽しめます。 ドウダンツツジの紅葉は遠くからでもよ…

ヒマラヤスギの雄花と雌花

針葉樹のヒマラヤスギは10〜11月に雄花と雌花がつきます。雌雄同株で雄花序には上向きに多数の雄花がつき、雌花序には数個の雌花がつきます。雄花は成熟すると大量の花粉を飛散し、受粉した雌花は1〜2年かけて球果が熟します。 雄花は約3cmの大きさで…

紅葉と黄葉2

11月中旬になり、仙台市内の雑木林や公園の木々の紅葉が見頃になりました。遠景から見る紅葉も美しいですが、近くで見ると葉の縁や葉脈などの模様が良くわかり、微妙な色合いも味わえます。 コハウチワカエデの葉は掌状で7〜9裂し、ハウチワカエデよりも…

モチノキ

モチノキ(黐の木)はモチノキ科の常緑樹で、10月から11月にかけて赤い球形の果実をつけます。果実は核果で一個に4個の核があり、核は半月状でシワがありギョウザのような形をしています。花期は4〜5月で、小さな花が束生して多数つきます。 熟した果…

モッコク

常緑樹のモッコク(木斛)は、秋に果実が熟すと果皮が裂開して朱色の種子が出てきます。花期は6〜7月で白色の花弁を下向きにつけます。丈夫で樹形が美しいことから庭木や公園樹などによく植えられます。 果実は球形のさく果で、熟すと果皮が裂けて種子が出…

カンボク

カンボク(肝木)の果実が10月頃から赤く熟しています。果実は直径約7mmの球形で多数垂れ下がり、大きく3裂した葉も淡紅色に染まりよく目立ちます。花期は5〜6月で、散房花序を取り囲むように装飾花がつき、多数の両性花が咲きます。 赤く熟した果実。…

カヤ(榧)

カヤ(榧)は、イチイ科の常緑針葉樹で4〜5月に花を咲かせ、秋に実をつけ熟すとそのまま落下します。雌雄異株で実は前年枝につき、刺激的な芳香があります。カヤは裸子植物なので、実のようなものが種子で、種子は乾燥させアク抜きなどをして食用になりま…

萩の仲間

萩の仲間には多くの種類があります。自生するヤマハギの仲間は、ツクシハギ、キハギ、マルバハギです。園芸品種には、ミヤギノハギやニシキハギ 、シラハギなど多数の品種があります。萩は昔から日本人に愛された花の一つで、蝶形花の色や形、3小葉の形にち…

ミヤギノハギ

ミヤギノハギ(宮城野萩)はマメ科の落葉低木で、8月から10月にかけて枝が垂れ下がり、総状花序に紅紫色の蝶形花を多数つけます。近くで見るとマメ科特有の蝶形花が可憐で、遠くから見ても枝が垂れ下がり、紅紫色の花と小さな3小葉には趣があります。 花…

サンゴジュ

サンゴジュ(珊瑚樹)はレンプクソウ科の常緑樹で9〜10月に果実が赤く熟します。熟した果実は、常緑の葉とのコントラストが鮮やかで良く目立ちます。花期は6〜7月で円錐花序に小さな花を多数つけます。樹木は水分を多く含み防火用として公園や庭木によ…

ヌルデ

ヌルデはウルシ科の落葉小高木で8〜9月に花を咲かせます。雌雄異株で雄花と雌花は小さく目立ちません。葉は奇数羽状複葉で葉軸に翼があるのが特徴です。果実は核果で秋に熟し冬の時期までつけています。花よりも秋の紅葉が美しく良く目立ちます。 雌花の花…

ムクゲ

ムクゲ(木槿)は、中国原産の落葉低木で8〜9月にかけて花を咲かせます。多数の園芸品種があり、花色も白色、桃色、紫色などがあり、庭木や公園樹として良く植えられています。 花弁は5個、雄しべは多数あり花托のまわりにつく。突き出た雌しべの柱頭は先…

タラノキ

8月になってタラノキの淡緑白色の花が咲きました。タラノキはウコギ科の落葉低木で、8〜9月に幹の先端に散形花序を出し小さな花を多数つけます。雌雄同株で両性花は雄しべが先に熟し、そのあとに雌しべが熟します。生長が早く4月中旬に伸び始めた新芽は…

フサフジウツギ

フサフジウツギ(房藤空木)は中国原産の落葉低木で7〜8月に多数の淡紫色の花を咲かせます。空き地などに野生化して生え、芳香のある花に虫たちが多く集まります。紫色の花冠の先端は4裂して折りたたまれていて、四方に開いて咲きます。 花冠は筒状で先が…

ネムノキ

ネムノキ(合歓木)は7月に枝先に頭状花序をだし淡紅色の花を咲かせます。花は午後から夕方にかけて開き、多数の雄しべがブラシの毛のように広がります。雄しべの先端には黄色の葯がついていて、日が当たると金粉のように輝いて美しい。 枝先に10〜20個…

アカメガシワ

アカメガシワ(赤芽柏)は雌雄異株の落葉高木です。花期は7月で枝先に円錐花序ををだし淡黄色の花を多数咲かせます。花には花弁がないためあまり目立ちません。葉は互生し卵形で先が尖り、葉柄は長く赤みを帯びます。5月初旬に芽吹く新芽は赤みを帯び美し…

リョウブ

リョウブ(令法)は7〜8月に枝先に総状花序をだし小さな花を多数咲かせます。雌雄同株で雑木林などに普通に生える落葉小高木です。秋の紅葉は美しく、晩秋から冬の時期に垂れ下がる果実には趣があり、果実と種子も面白い形をしています。 花弁は5個、雄し…

ソシンロウバイ

ソシンロウバイは中国原産の落葉低木です。ロウバイの園芸品種で、公園などによく植えられています。花期は1〜2月で黄色の花を下向きに咲かせます。果実は春から夏に生長し、秋から冬にかけて乾燥し表面がひび割れて模様がつき、中に5〜12個のそう果が…

ニガイチゴ

初夏の雑木林には、ヤマザクラやヤマグワ 、ウグイスカグラなど春に花を咲かせた木々の多くが実をつけています。モミジイチゴの果実はあまり見かけなくなりましたが、かわりにニガイチゴ(苦苺)の果実が赤く熟しています。ニガイチゴは花も果実も上向きにつ…

ナツハゼ

ナツハゼ(夏櫨)はツツジ科の落葉低木で5〜6月に釣鐘状の花を下向きに咲かせます。両性花で花冠は赤みを帯びた淡黄緑色で変化があります。花期後2〜3週間で結実し、若い果実にはサクラの花弁のような萼片の跡が残ります。果実は夏から秋にかけて黒く熟…

ウリノキ

ウリノキ(瓜の木)は6月頃、葉腋から集散花序をだし白色の花弁の花を咲かせます。開花前の花弁は細長い筒状ですが、開花すると6〜8個の花弁は外側にクルクルと巻きあがり、雄しべ、雌しべが見えてきます。ウリノキ 科の落葉低木で、葉は瓜の葉に似ていて…

モミジイチゴ

初夏の雑木林では、モミジイチゴやウグイスカグラなどが果実をつけています。モミジイチゴ(紅葉苺)は小さな果実が多数集まった集合果で、葉に隠れるように黄色の果実をつけます。果実は甘くそのまま食べられます。花期は4月で、白色の5弁の花を下向きに…

ハクウンボク

ハクウンボク(白雲木)は5月〜6月にかけて、総状花序に20〜30個の小さな花を下向きに咲かせます。エゴノキの仲間で花はエゴノキとよく似ています。下から覗くと花冠が透けて見え、大きな若葉の葉脈も透けて見え、花と若葉の両方がさわやかです。 白色…

ホオノキ

ホオノキは5〜6月に白色の大きな花被片が開き、多数の雄しべと雌しべがらせん状についた花を咲かせます。同じ仲間のモクレンやコブシの花とよく似ています。花被片が開いた時には、ほとんどの雄しべは散ってしまいます。花には芳香があり、花被片は2〜3…

ヤブデマリ

5月中旬頃から日当たりの良い林縁では、ヤブデマリ(藪手毬)の白い花が大きく広げた若葉の上に咲き、まるで雪が積もったように見えます。花弁のように見えるのは装飾花で、花序の中心には小さな両性花が多数つきます。ヤブデマリは枝が水平にのび、花序に…

オトコヨウゾメ

オトコヨウゾメは5月頃から散房花序に小さな花を7〜10個つけます。ガマズミの仲間ですが、ガマズミと違って散房花序は垂れ下がります。白色の花冠と雄しべや雌しべも目立たなく雑木林の中でひっそりと咲いています。花と違って9月頃からつける赤い果実…

ウワミズザクラ

ウワミズザクラ(上溝桜)は、5月初旬に若葉が開くと同時に開花します。上向きにつけた総状花序に多数の小さい白い花をつけます。ソメイヨシノやヤマザクラと違って、ウワミズザクラの総状花序は、若葉を背景に爽やかさを感じさせてくれます。果実は5〜7m…

木々の芽生え

青葉山公園内のヒマラヤスギの根元では実生が芽生え始めました。近くの地面にはモミやカヤ、コナラ、イタヤカエデなどの実生も芽生えています。木々の芽生えは生命誕生の喜びがあり生き生きしています。 高さが約20mのヒマラヤスギの根元に生えた実生。小…

針葉樹の花

針葉樹のヒノキやサワラ、スギなどは花粉を飛ばすので花粉症の人には厄介です。ヒノキやサワラは3〜4月に、アカマツやクロマツは4〜5月にかけて花を咲かせます。針葉樹の花は、色が地味で目立たないですが、よく見ると花粉を飛ばす雄花の仕組みや受粉す…