面白い接写の世界

雑木林や公園、植物園などで、小さな自然の営みをマクロレンズで撮影してます

野草

シンテッポウユリ

シンテッポウユリ(新鉄砲百合)は、タカサゴユリとテッポウユリの交配により作られた園芸種です。花期は8〜9月で、白色のラッパ状の花をつけます。果実はさく果で直立し、11〜12月に熟して上部が裂開し、風が吹くと種子が飛び出します。 上から見ると…

イタドリ

イタドリ(虎杖)はタデ科の多年草で8〜10月に小さな花を多数咲かせます。山野で普通に見られ、別名、スカンポとも呼ばれ若い茎は食用になります。果実はそう果で、開花後、翼状に生長した花被片に包まれます。 雌雄異株で雌花の花柱は3個、雌花序は垂れ…

ヌスビトハギ

ヌスビトハギ (盗人萩)はマメ科の多年草で、8〜9月にピンク色の小さな花を咲かせます。花は小さく目立ちませんが、果実は秋から冬に熟すと、果皮に細かい鉤が密生するひっつき虫になります。このひっつき虫は、衣服や動物にくっつき、マジックテープのよ…

ガンクビソウ

ガンクビソウ(雁首草)はキク科の多年草で、8〜9月に小さな黄色の花を咲かせます。花は頭花で枝先に1個つき、基部に2〜4個の葉状苞があります。秋から冬にかけてつく果実はそう果で、先端から粘液を出し動物などに付着するひっつき虫です。 花は頭花で…

ヒヨドリバナ

ヒヨドリバナ(鵯花)は8〜9月に雑木林の林縁などに生えるキク科の多年草です。花は頭花で散房状に密になって集まってつき、花冠から伸びた白色の花柱が良く目立ちます。果実はさく果で、8月下旬には果実が熟すと冠毛が開いて種子を散布します。 花は頭花…

オニドコロ

つる植物のオニドコロ(鬼野老)は雌雄異株で7月〜8月に花を咲かせます。雄花も雌花も淡緑色で花被片が6個で平開します。雄花序は直立し多数の小さな花をつけ、雌花序は垂れ下がり、花の下に子房がつきます。果実はさく果で、秋に熟すと裂開して種子をだ…

ムシトリナデシコの果実

ムシトリナデシコ(虫取撫子)の果実は7月頃から熟し、先端が6裂し種子を出します。細長い果実は真上から見ると星形で、1mmにも満たない種子が多数入っています。円盤状の形の種子には放射状の隆起した緻密な模様があり驚きです。 果実は熟すと先端が6裂…

ウバユリの花

7月下旬から仙台市青葉山公園内のウバユリ(姥百合)が満開になりました。ウバユリは、ヤマユリやタカサゴユリのように華やかさはありませんが、淡緑色の花は爽やかで、真夏の林床に群生して咲く花は涼しげです。3月の芽生えから花の時期まで観察して見ま…

ヤマユリの花

草いきれの夏の雑木林は、華やかなヤマユリ(山百合)の大輪の花が良く目立ちます。ヤマユリは7〜8月に日当たりの良い林の縁や草地などに芳香のある花を咲かせます。開花前の緑色の蕾や開花後の花粉を出した後の花にも趣があります。 開いたばかりの花。葯…

キキョウ

キキョウ(桔梗)は7〜9月に日当たりの良い草地に生える多年草です。暑い夏の時期、青紫色の花は爽やかで涼しさを感じさせてくれます。蕾はゆっくり膨らみながら開花します。秋の七草の一つです。 花冠が開き始めた頃は先に雄しべが花粉を出す(上)。雄し…

コバギボウシ

コバギボウシ(小葉擬宝珠)は7〜8月に淡紫色の花を咲かせます。まっすぐ伸びた花茎に多数の花芽をつけ、筒状の花冠は先端が5裂して下向きに開花します。花はオオバギボウシとよく似ているが、花冠の内側に紫色のスジがあるのが特徴です。 淡紫色の花冠に…

オオバギボウシ

オオバギボウシ(大葉擬宝珠)は7〜8月に、長い花茎をのばし多数の白色または淡紫色の花を咲かせます。4月頃の若芽はウルイと呼ばれ食用になり、葉は根生して生長します。6月中旬頃から花茎が伸びはじめ擬宝珠(ぎぼし)のような形の苞がつぼみを包み、…

クガイソウ

クガイソウは6〜7月にかけて総状花序をつけ淡紫色の花を多数咲かせます。花冠は筒状で先が4裂し雄しべと雌しべが出てきます。よく見ると雄しべと雌しべは花冠より長く突き出て賑やかです。梅雨頃、長く伸びた茎に多数つく淡紫色の花は爽やかです。 淡紫色…

セリバオウレンの果実

セリバオウレン(芹葉黄蓮)は3月下旬に花を咲かせ、4月中旬に果実をつけ、5月中旬に熟した果実は種子を散布します。早春に咲く花は小さく地味なので目立ちませんが、5月頃につく果実は輪状に広がり、一見花のようにも見えます。 熟した果実。9〜10個…

チゴユリ

チゴユリ(稚児百合)は5月頃から雑木林の林床で、小さな白色の花を下向きに咲かせます。名前のとおり小さな可愛い花で、見つけると思わずしゃがみ込んでカメラを向けたくなります。秋には黄葉し、黒色の小さな果実をつけます。 花被片は6個に開き、雄しべ…

マムシグサ

マムシグサ(蝮草)はサトイモ科の多年草です。5月中旬頃、林床にひっそりと咲いています。黄緑色の苞に白色の縦縞があり、逆光で透けて見えて爽やかで、名前のマムシグサのイメージとは違います。茎の模様がマムシに似ていることが名前の由来のようです。…

スミレの仲間

スミレには多くの種類があり、雑木林などに3月下旬から5月上旬まで咲いています。道端の歩道や土手、石垣の隙間などに生え、小さくて可憐な美しさを見せてくれます。花弁の色や花弁につくスジなどに変化があり、葉の形や生える場所もそれぞれのスミレによ…

コスミレ

コスミレ(小菫)は、仙台では3月中旬頃から咲きはじめ、スミレの仲間では一番早く咲きます。日当たりの良い人里の土手などに生え、名前にコとつきますが、花の大きさはタチツボスミレとほぼ同じ大きさです。花弁の色は淡紫色で、花弁には紫色のスジがあり…

タカサゴユリ

タカサゴユリ(高砂百合)は、夏の時期に花を咲かせ、秋の時期に果実が熟し裂開します。果実は蒴果で、冬の時期でも残り、裂開した上部から種子を散布します。種子は半月形でヤマユリやウバユリと良く似ていますが、翼の色や形に違いがあります。台湾原産の…

ひっつき虫

秋から冬にかけて、草地や藪、林縁などを歩くと、足元や衣類に草の果実がつくことがあります。ひっつき虫と呼ばれるもので、果実にトゲや鉤、粘液などがあり、動物などにくっついて種子を運びます。ひっつき虫の種類には、逆さトゲを持つセンダングサやフッ…

オヤマボクチ

晩秋から初冬にかけてオヤマボクチ(雄山火口)は、枯れた筒状花をつけ、先端には暗紫色の雌しべが垂れ下がる。飛び出た雌しべの基部には冠毛をつけた果実が多数付いていて、風などで枯れた雌しべや冠毛をつけた果実が飛ばされます。オヤマボクチは、翌年の…

ヤマユリ

ヤマユリ(山百合)は、7月から8月に大きい芳香のある花を咲かせます。秋から冬の時期に果実が3裂して種子を散布します。果実はさく果で上向きにつき、中に多数の種子が入ってます。裂けた果皮は細い糸状のもので繋がっていて、風が吹くと種子は、上部の…

ノハラアザミ

ノハラアザミ(野原薊)の花はタンポポなどと同じ頭状花(とうじょうか)で小さな紫色の花を多数つけます。花期は8月から10月と長く、9月末頃から早く咲いた花は果実をつけます。果実には風に飛ばされやすいように冠毛(綿毛)がついて、熟すと飛び出し…

ワレモコウ

ワレモコウ(吾亦紅)は、山野の草地に生える多年草です。9月頃、細い茎の先端に小さな花穂をつけ約2mmの花を多数咲かせます。茎は分かれて先端に小さな花穂をつけ、風が吹くとゆらゆらと揺れ草地の中でよく目立ちます。花には花弁がなく、開花後は萼が残…

ミズヒキ

ミズヒキ(水引)は、林の縁や藪などに生える多年草です。9月頃、茎の先や葉腋から総状花序をだし、小さな花をまばらに咲かせます。離れて見ると針金のように細い花茎につく小花がトゲのように見えますが、近くで見ると4裂した花被片が紅色と白色に分かれ…

ユキノシタ

ユキノシタ(雪の下)は、湿った岩や崖などに生える多年草です。仙台城跡の石垣などに群生して咲いています。花弁は5個ですが、上の3個は小さく赤色の斑紋がありよく目立ちます。下の2個は大きく白色です。アンバランスな面白い構成です。また葉脈にそっ…

ネコノメソウ

ネコノメソウ(猫の目草)は、山野の湿地に4月中旬頃小さな黄色い花を咲かせ、4月下旬には果実をつけます。果実はさく果で熟すと上部が裂け種子が出ます。裂開した果実が猫の目のように見えることが名前の由来のようです。ネコノメソウの仲間のヤマネコメ…

ウバユリの種子

仙台城跡三の丸から本丸への遊歩道沿いの木陰に、ウバユリ(姥百合)の群生が見られます。ウバユリの花は夏に咲き、秋に果実をつけます。果実は熟すと3裂し、多数の種子をつける。種子は、平べったく薄褐色の膜に包まれていて、風が吹くと裂けた果実が揺れ…