面白い接写の世界

雑木林や公園などで、植物や自然の営みをマクロレンズで撮影してます

野草

アレチヌスビトハギ

アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)はマメ科の多年草で北米原産の帰化植物です。花期は8〜9月で、道端や荒地に生え、秋になるとヌスビトハギと同じように、果実についた多数のカギ状の毛で衣類などにひっつきます。 果実は4〜6節からなる。1個の果実の大…

コセンダングサ

コセンダングサはキク科の一年草です。熱帯アメリカ原産の外来種で道端や草地などに普通に生えます。花期は9〜10月で枝先に黄色い頭花をつけます。仲間のアメリカセンダングサと同じ場所に生え、果実はひっつき虫で衣類などにくっつくと厄介です。 頭花は…

コメナモミ

コメナモミは山野の林縁などに生えるキク科の一年草です。花期は9〜10月で黄色の頭花を多数つけます。頭花は小さくて目立ちませんが、腺毛がついた5個の総苞片が横にのびて良く目立ちます。 花托には鱗片があり頭花を抱いている。5個の総苞片は横に長く…

センブリ

センブリ(千振)はリンドウ科の1〜2年草です。花期は9〜11月で、日当たりの良い林の縁などに小さな花を咲かせます。花は約2cmと小さく、蕾は淡紫色で可憐な花です。 花冠は4〜5裂し、淡緑色のスジがあり、裂片の基部には密腺があり、ふちには長い毛…

カヤツリグサ

カヤツリグサ(蚊帳吊草)はカヤツリグサ科の一年草です。田畑のあぜや道端、庭先などに生え、繁殖力が強く厄介な雑草として嫌われますが、放射線状につく花序は線香花火のようで面白さがあります。 散形状に花穂がつく。小穂は12〜20個の花からなり、先…

エノコログサとキンエノコロ

エノコログサとキンエノコロはイネ科の一年草です。荒地や道端などに生え、よく似ていますが、花穂の形や小穂の基部につく剛毛の色などに違いがあります。 エノコログサ(ネコジャラシ)の花序は円柱形で多数の小穂がついている。小穂の基部には1〜3本の長…

オクモミジハグマ

オクモミジハグマは雑木林の林縁に生えるキク科の多年草です。花期は9〜10月で、穂状に花序をつけ一つの蕾に3個の小花がつき、小花の花冠は5裂し細長い線状になり少し反り返ります。葉は輪生状に4〜7個つき円心形で掌状に浅く裂開します。 頭花は3個…

フジバカマ

秋の七草の一つ、フジバカマ(藤袴)は、土手や草地に生えるキク科の多年草です。花期は8〜10月で、仲間のヒヨドリバナと花の形がよく似ているが、花の色や葉の形に違いがあります。 花は藤色の頭花で、5個の筒状花が総苞に包まれ、散房状に多数つける。…

カラムシとヤブマオ

カラムシとヤブマオはイラクサ科の多年草で、花や葉の形がよく似ています。花期は8〜9月で、小さな花を多数つけます。カラムシは高さが1〜2mにもなりますが、ヤブマオは高さが1mまでしか伸びません。 カラムシ。雌花序は垂れ下がり、多数の雌花が穂状に…

ノブキ

ノブキ(野蕗)はキク科の多年草です。林内に生え8〜9月に花を咲かせます。頭花は外側に雌花と内側に両性花があり、果実は雌花のみできます。果実はそう果で腺毛があり、動物などにひっつきます。 外側に雌花と内側に両性花があり、雌花のみ実をつける。 …

アカソ

アカソ(赤麻)はイラクサ科の多年草で茎や葉柄が赤いのが特徴です。雌雄同株で7〜9月に茎の上部に雌花序、下部に雄花序つけます。花は小さく地味で目立ちませんが、葉は先が3裂し真ん中の裂片が尾状に伸びてよく目立ちます。 上部につく雌花序には、淡紅…

ツユクサ

ツユクサ(露草)はツユクサ科の一年草です。花は一日花で、朝に咲いて午後には閉じてしまう。花期は6〜9月で、道端や草地などで普通に見られます。暑い夏の時期、青色の花は、気持ち涼しさをもたらしてくれます。 花弁は3個で、青色の2個がよく目立ち、…

ゼンテイカの果実

ゼンテイカ(禅庭花)はツルボラン科の多年草で、6〜7月に花を咲かせ、7〜8月に果実をつけます。果実はさく果で、熟すと上部が裂開して種子が出てきます。ユリ科の仲間のように見えますが、種子には翼がなくヤブランの種子とよく似ている。 果実は3室に…

ジャノヒゲ

ジャノヒゲは日陰の林床などに生える常緑多年草です。7〜8月に花茎に花序をだし下向きの小さな花をつけます。花序は垂れ下がり、花は下から覗かないと良く見えません。秋から冬につけるコバルトブルーの種子は美しく、良く目立ちます。 淡紫色の花被片が下…

トリアシショウマ

梅雨の時期、雑木林の縁などに白色の小花をつけたトリアシショウマ(鳥足升麻)が良く目立ちます。少し早く咲くヤマブキショウマ(山吹升麻)と良く似ていますが、花序や3出複葉の小葉の形などに違いがあり区別がつきます。 円錐状の花序には多数の小花がつ…

ギシギシ

ギシギシは道端や草地などに生えるタデ科の多年草です。普段、雑草として見過ごしてしまいますが、良く見ると小さく可愛い花と果実をつけます。 若い果実。果実は痩果で熟すと褐色になる。 花被片が緑色で、淡桃色の果実が付いている。 草丈は60〜100cm…

ヤブレガサ

ヤブレガサはキク科の多年草で、やや乾いた林床に生えます。7〜8月に咲く花は目立ちませんが、円形に広げた葉には風情があります。根出しの頃の葉が、破れた傘のように見えることが、名前の由来のようです。 根出しの頃は、白い綿毛ににおおわれる。 根出…

早春の野草2

道端や草地、人里の雑木林などに咲く野草には、小さくて目立たない雑草が多くありますが、よく見ると、花の形や模様などに違いがあり、それぞれ個性があります。 ハコベは道端や草地に普通に生えるナデシコ科の一年草。花弁は深く2裂する。 ホトケノザはシ…

早春の野草

春の訪れを告げてくれるフクジュソウは2月中旬頃から咲き始めます。道端や草地などには3月になると、オオイヌノフグリ、コスミレ、ヒメオドリコソウなどが咲き始めます。林縁にはセリバオウレンやアズマイチゲ、キクザキイチゲなどが見られます。 フクジュ…

オケラ

オケラ(朮)はキク科の多年草で、9〜10月に花を咲かせ、初冬の頃果実をつけます。果実は毛が密生し羽状の冠毛があり、風散布で種子を運びます。仲間のノハラアザミと比べると冠毛はごわごわしています。冬の時期でも魚骨状の苞葉と葉が枯れて残ります。 …

シンテッポウユリ

シンテッポウユリ(新鉄砲百合)は、タカサゴユリとテッポウユリの交配により作られた園芸種です。花期は8〜9月で、白色のラッパ状の花をつけます。果実はさく果で直立し、11〜12月に熟して上部が裂開し、風が吹くと種子が飛び出します。 上から見ると…

イタドリ

イタドリ(虎杖)はタデ科の多年草で8〜10月に小さな花を多数咲かせます。山野で普通に見られ、別名、スカンポとも呼ばれ若い茎は食用になります。果実はそう果で、開花後、翼状に生長した花被片に包まれます。 雌雄異株で雌花の花柱は3個、雌花序は垂れ…

ヌスビトハギ

ヌスビトハギ (盗人萩)はマメ科の多年草で、8〜9月にピンク色の小さな花を咲かせます。花は小さく目立ちませんが、果実は秋から冬に熟すと、果皮に細かい鉤が密生するひっつき虫になります。このひっつき虫は、衣服や動物にくっつき、マジックテープのよ…

ガンクビソウ

ガンクビソウ(雁首草)はキク科の多年草で、8〜9月に小さな黄色の花を咲かせます。花は頭花で枝先に1個つき、基部に2〜4個の葉状苞があります。秋から冬にかけてつく果実はそう果で、先端から粘液を出し動物などに付着するひっつき虫です。 花は頭花で…

ヒヨドリバナ

ヒヨドリバナ(鵯花)は8〜9月に雑木林の林縁などに生えるキク科の多年草です。花は頭花で散房状に密になって集まってつき、花冠から伸びた白色の花柱が良く目立ちます。果実はさく果で、8月下旬には果実が熟すと冠毛が開いて種子を散布します。 花は頭花…

オニドコロ

つる植物のオニドコロ(鬼野老)は雌雄異株で7月〜8月に花を咲かせます。雄花も雌花も淡緑色で花被片が6個で平開します。雄花序は直立し多数の小さな花をつけ、雌花序は垂れ下がり、花の下に子房がつきます。果実はさく果で、秋に熟すと裂開して種子をだ…

ムシトリナデシコの果実

ムシトリナデシコ(虫取撫子)の果実は7月頃から熟し、先端が6裂し種子を出します。細長い果実は真上から見ると星形で、1mmにも満たない種子が多数入っています。円盤状の形の種子には放射状の隆起した緻密な模様があり驚きです。 果実は熟すと先端が6裂…

ウバユリの花

7月下旬から仙台市青葉山公園内のウバユリ(姥百合)が満開になりました。ウバユリは、ヤマユリやタカサゴユリのように華やかさはありませんが、淡緑色の花は爽やかで、真夏の林床に群生して咲く花は涼しげです。3月の芽生えから花の時期まで観察して見ま…

ヤマユリの花

草いきれの夏の雑木林は、華やかなヤマユリ(山百合)の大輪の花が良く目立ちます。ヤマユリは7〜8月に日当たりの良い林の縁や草地などに芳香のある花を咲かせます。開花前の緑色の蕾や開花後の花粉を出した後の花にも趣があります。 開いたばかりの花。葯…

キキョウ

キキョウ(桔梗)は7〜9月に日当たりの良い草地に生える多年草です。暑い夏の時期、青紫色の花は爽やかで涼しさを感じさせてくれます。蕾はゆっくり膨らみながら開花します。秋の七草の一つです。 花冠が開き始めた頃は先に雄しべが花粉を出す(上)。雄し…