面白い接写の世界

雑木林や公園、植物園などで自然が作る造形をマクロレンズで撮影してます

ウバユリの種子

仙台城跡三の丸から本丸への遊歩道沿いの木陰に、ウバユリ(姥百合)の群生が見られます。ウバユリの花は夏に咲き、秋に果実をつけます。果実は熟すと3裂し、多数の種子をつける。種子は、平べったく薄褐色の膜に包まれていて、風が吹くと裂けた果実が揺れて種子がひらひらと地面に落ちる。仙台では三の丸跡などで、冬の時期でも種子を残した果実が多数見られます。

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果実の中は、3裂した部屋の1室に2列になって種子が整然と多数重なっている。

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上から見ると裂けた果実の上部は、風で散布するように開いている。

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裂けた果皮はそれぞれ細い繊維でつながっている。この繊維によって種子は一度に落ちることなく、数回に分けて飛散する仕組みのようです。

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裂けた果皮の上部が耳で種子が目のようで、キツネの顔のように見える。

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地面に落ちた種子。長辺が約15mmの鈍三角形の翼に包まれた茶色の半円形が種子。

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積もった雪の上に落ちた種子。ポテトチップスのようです。

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大雪のためか折れ曲がった茎。裂けた果実の下に少し種子が見える。

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茎が折れて倒れてしまった果実。地面に枯れたスギの葉が見える。まわりはスギやヒノキ、オニグルミの木々が林立している。

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花は7月から8月にかけて横向きに咲く。色は緑白色で茎の先端に5輪ほど輪生状につける。ヤマユリなどに比べると派手さはないが、群生で咲いていると趣があり美しい。7月28日

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ウバユリはユリ科多年草ですが、葉の形は全くユリ科の花とは違っています。花が咲く時期に、基部の葉が枯れてなくなることから、葉(歯)がないことが姥百合の名前の由来らしい。 仙台市川内 7月30日

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若い果実は、緑色で硬く閉ざしている。 9月30日

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果実の色が茶色になり、熟し始めると果皮が裂けてくる。 10月25日

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春に5〜6枚のハート型の葉だけがでる。その後大きな茎が伸びて花をつける。最初、芽生えの葉だけを見たときは、ウバユリとは思いませんでした。 4月23日