面白い接写の世界

雑木林や公園、植物園などで自然が作る造形をマクロレンズで撮影してます

ハウチワカエデ

5月になり仙台市街のケヤキ並木の新緑が見頃になりました。今年は4月に気温が高い日が続いたこともあり例年より早く新緑を迎えています。ハナミズキやナナカマドなども若葉を広げて花を咲かせています。ハウチワカエデは落葉高木で山地に自生します。公園にも良く植栽されていて、4月下旬から5月にかけて芽吹きと同時に花を咲かせます。花は小さく若葉の下に下向きにつくため、気づかないうちに散ってしまいます。葉は掌状で大きく、新緑も紅葉もとても美しい。f:id:nontyant:20180430165944j:plain

ハウチワカエデ(羽団扇楓)は雌雄同株で一つの花序に雄花と両性花をつける。花序は散房花序で萼片は紅紫色。芽吹きの頃の新芽は、白く長い毛で覆われている。

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長く突き出ているのが雄しべで8本が見える。この雄しべからは黄色い花粉が出ている。

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新芽や花弁は、綿毛のような白い毛で覆われている。両性花では花柱が伸びて先が2裂する。

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冬芽の鱗片が開き新芽と花芽が一緒に出ている。 4月21日

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銀白色の柔らかい毛で覆われた冬芽。 1月15日

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プロペラのような果実。花の開花後すぐに果実がつく。果実は翼果で熟すと褐色になりくるくる回って落下する。下の写真には翼果と花に綿毛のような白い毛が多数ついている。 5月8日

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ハウチワカエデの葉は9〜11裂し浅く切れ込みがあり掌状で、カエデの仲間では最も大きい。

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秋の紅葉。黄色から紅色の色が混じり1枚1枚の葉の色合いが違っていて美しい。 11月21日

仙台市青葉山公園 仙台市水の森自然公園