面白い接写の世界

雑木林や公園、植物園などで自然が作る造形をマクロレンズで撮影してます

マタタビ

初夏の雑木林に入ると、スイカズラやアワブキ、クリなどの芳香が漂ってきます。落葉つる性植物のマタタビ(木天蓼)も強い芳香を放ちます。マタタビは雑木林の林縁に生え、葉腋から1〜3個の白い5弁の花を下向きにつけます。雌雄異株で雄花だけの株と雌花と両性花が咲く株があります。葉にも特徴があり、枝の上部につく葉の面が白色になり、よく目立ちます。マタタビを見つけるには、白くなった葉を探すと見つかります。

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マタタビマタタビ科)の雄花。白色の花弁は5個で、雄しべは多数つける。雄しべの花糸は白色で葯は黄色。花は下向きに咲くので、下から見上げると白色の花弁や葉が透けて見える。

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白色の塗料を吹き付けたように見えるマタタビの葉。遠くから見てもこの白い葉があることによってマタタビを見つけられる。ハンゲショウドクダミ科)にも同じように葉が白くなる現象がある。

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マタタビの果実は長さ約4cmの長楕円形で先端が尖り、葉の裏側に隠れるように密集する。果実はマタタビ科のサルナシやキウイフルーツと同じ液果で、果実酒にしたりして食用になる。「猫に木天蓼」のことわざがあるが果実には猫を興奮させる成分があるようです。 9月10日

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虫こぶの果実。この果実も果実酒にしたりする。虫こぶの方が薬用効果があるようです。 8月6日

仙台市水の森公園