面白い接写の世界

雑木林や公園、植物園などで、小さな自然の営みをマクロレンズで撮影してます

マムシグサ

マムシグサ(蝮草)はサトイモ科の多年草です。5月中旬頃、林床にひっそりと咲いています。黄緑色の苞に白色の縦縞があり、逆光で透けて見えて爽やかで、名前のマムシグサのイメージとは違います。茎の模様がマムシに似ていることが名前の由来のようです。秋にはトウモロコシのような形で赤い果実を多数つけよく目立ちます。

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苞の形はミズバショウザゼンソウなどと同じ仏炎苞(ぶつえんほう)で、マムシグサの苞は先端が屋根のようになっている。苞の中に淡黄色の棒状の肉穂花序が見える。

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苞の先端を持ち上げて上から見たところ。下部には膨らみがあり、雌株では果実をつくる。マムシグサは雌雄異株ですが、雄株も雌株もほとんど同じに見え、区別するのは難しい。

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葉は2個の鳥足状複葉で、小葉が7〜14個つく。

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葉が開く前。茎の模様がマムシのようです。 5月6日

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トウモロコシのような果実。果実の長さは約7cmで多数つく。 9月24日

 仙台市茂ヶ崎